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ビーズワックスラップとの出会い

みつろうラップとは

GOTS認定オーガニックコットン※にみつろう(主に長野県安曇野産)と低温圧搾のホホバ油、天然樹脂(植物由来)を染み込ませたものです。 通常の家庭用サランラップに代わり、洗って何度も再利用できる食品用布ラップです。

手のぬくもりでラップが柔らかくなり、包んだ食品の形に順応します。食品容器の蓋に、ランチの包みに、ラッピングに・・・様々な用途にお使いになれます。そしてこの商品、約1年と長い期間使用することが可能で、使えなくなったみつろうラップは刻んで埋めれば土に還ります。まさに、環境にも人にもやさしいラップです。 是非、お試しください。  

みつろうラップとの出会い

オーストラリア在住のアドラーあゆみ氏が日本でも環境に良いラップを広めたいという想いからねば塾に製造依頼に訪ねてきてくださったことがきっかけでした。

彼女は、プラスチックごみから環境を守ることだけではなく、製品に使う原料すべてにこだわり、環境に負荷のかからない自然な状態の原材料の使用、それを生産する農家や企業もサポートすることにより環境への負荷を減らそうと努力しています。

そんなアドラーあゆみさんの作っているビーズワックスはこちらになります。


サイズ       定価 ねば塾特別価格
 S 17x17 1,000円 800円
 M 20x21 1,200円 950円
 L 27x27 1,500円 1,200円
 XL 33x35 2,200円 1,800円
 XXL 40x53 2,800円 2,400円
 2枚セット Sサイズ2枚 1,600円 1,400円
 M+Lサイズ 2,400円 2,000円
 3枚セット M+L+XL 4,200円 3,600円
 4枚セット M+L+XL+XXL 6,500円 5,600円

ちょっと高いと思うかもしれませんが、1年使えるということ、自分の家族、支給に住むすべての生物のためになること、何より可愛くおしゃれなプチエコ商品です。色、柄も豊富に揃えておりますので、お気に入りの1枚を見つけてみてください。 貴重なオーガニックコットンなので、柄は売り切りで変わってしまうこともあります。 ご了承下さい。


   使用例

ビーズワックスとは

ビーズワックスラップとは、GOTS認定のオーガニックコットンに、オーストラリア産オーガニック蜜蝋、天然の木の樹脂、オーストラリア産低温圧搾一番搾りのホホバ油を一枚一枚手作業で染み込ませたものです。

自然原料のみを使用し、すべての製造段階において一切の化学物質や添加物を使用していませんので安心してお使いいただけます。

洗って段戸でも使える生姜布ラップ

ビーズワックスラップとは、従来の使い捨てラップに変わる、食品用布ラップです。手の温もりでラップが柔らかくなり、包んだ食品の形にも¥順応します。

環境に負荷をかけない

ご使用後は水で優しく洗ってくりかえしなんどもご使用いただけます。正しいご使用方法でお使いいただければ、役1年ほどお使いいただけます。

天然の抗菌作用

蜜蝋、ホホバ油には天然お抗菌効果がありますので、食材や食品を包むのに適しています。

私達は、一般財団法人「日本食品分析センター」に家庭用ラップ(ポリ塩化ビニリデン)とビーズワックスの比較実験を以来しました。結果はかきの表の通りです。ビーズワックスの方が1グラムにつき役180万も最近が少ないと照明されました。

ビーズワックスラップ使い方いろいろ

野菜や生姜、果物お冷蔵保存に

全体が隠れるように大きめのラップを使いぴっちり包んでください。

名古屋自然派イタリアンレストランWainaの世古シェフからのコメント
今までは生姜の切り口が乾燥してくると薄く切って捨てていたのに、ビーズワックスで包んでおくと、いつも切ったばかりのような断面です。かなり気に入っています。

お皿やボールのカバーに

テーブルの上のお料理にかぶせたり、ホームパーティーなどのシーンにも大活躍です。プラスチックラップやシリコンラップの代わりに食材や料理(常温以下に冷めたものに限る)を入れた食器のカバーとして使えます。

私たちのポリシー

  • 一年の四季を通じて日本の風土にあった、品質が良いビーズワックスを作る。
  • 環境に負荷がかからない自然な状態の原材料、認定オーガニックの原材料やそれに順するもの。そしてそれを生産する農家や企業をサポートする。
  • まず地元で取れるもの、それが無理ならできるだけオーストラリア産、無理なものは海外より輸入。
  • パッケージなどにも生分性のものをできるだけ使用。
  • ビーズワックスラップに携わる労働者にとって公平で健康な環境づくり。

原材料について

オーガニックコットン

綿は、世界で最も農薬を使う作物の一つです。伝統的なコットンは、農業で使用されるすべての化学農薬のほぼ25%を占めます。衣類への綿の生産は、各段階において有害化学物質を使用します。綿の作物や工場からの化学物質は、 水を汚染し、 多大な健康上の間題を引き起こし、野生生物に害を与えます。

オーガニックコットンは農薬を使用せずに作られているため、環境、農家、最終的には、私たちの肌が、伝統的な綿の製造過程で使用される害のある有害物質にさらされないので、私たちの健康にとっても良い選択なのです。

ビーズワックスラップは、GOTS認定オーガニックコットンを使っています。 G OTSEE(The Global Organic Textile Standard)とはオーガニック繊維について生産から、製造,販売において、すべての工程の取り扱いについて定めた世界基準です。大変厳しい基準ですが、 この中に"Low Impact Dye"(低刺激3負担が少ない)染料を使っていることに注目して下さい。毒性化学物質(ホルムアルデヒドや金属など)または媒染剤を含んでいません。そしてすすぎが少なくてすみ、吸収率が高いのです。これは排水と流出を少なくしますので環境における負荷が少ないのです。

蜜蝋

蜜蝋は蜂蜜を生産するときにできる副産物です。ミツバチは巣を作るために蜜蝋を分泌し、その蜜蝋で巣を構築します。巣枠からはみ出して作った巣や、蜂蜜を採取する際に切り取られた巣を溶かして蜜蝋を生成します。ミツバチ1匹が一生のうちに作る事ができる蜂蜜は、わずかティースプーン1杯。更に蜜蝋はその1/10しかとれないといわれている大変貴重なものです。蜜蝋には接水性があり、抗菌作用もあります。

私たちは地元シドニーの北束、キャッスルコーブを中心に養蜂をしているケリー·ウイッタカーさんの、安心安全で貴重なオーガニック蜜蝋をメインに使用しています。ー切の薬品を使わず、蜜蝋まで浸透する抗生物質などをまったく使用しておりません。地元の蜜蝋だけでは足りない場合はクウィーンズランド州の生産者が作る最高級のオーガニックの蜜を使用しています。なお、オーストラリアには世界で見られる蜂への脅威「ミツバチヘギイタダニ」 というものは生息していません。 オーストラリアの蜜蝋は世界で一番きれいだとケリーさんは自負しています。

天然樹脂(植物由来)

木の樹脂は抗菌性を有しています。東南アジア産です。採取は自然に幹から出たもの,半化石状のものを集める場合が多いです。透明から黄褐色の色をしています。

ホホバオイル

ホホバ油はホホバの種子から抽出されたオイルです。不毛地帯や半砂漠でも育っくらい熱に強く、品質の安定性、抗酸化作用が高いオイルです。ホホバ油はまた、抗真菌性も有しているともいわれています。オイルと言いますが、ワックスエステルの含有率が驚異的に高く、植物性ワックスに分類されます。ホホバオイルの抽出方法には、産油量を増やすための「高温圧搾法」と、「低温圧搾法(コールドフプレス)」があります。オーストラリア産の化学薬品、添加物の配合は一切せずに低温圧搾法で抽出された100%ヒュアホホバオイルを使用しています。 精製されていないので黄金色をしています


ビーズワックスラップストーリー

私は約30年前にある病気をきっかけに、それ以来できるだけ健康と環境によいオーガニックのライフスタイルを実践してきました。

私の買い物スタイルは1週間分のお野菜を週末のファーマーズマーケットでまとめ買いすることが多いのですが、野菜を長く持たせることがいつも悩みになっていました。

たとえば私は生養を使った料理が大好きなので、生養を常備していますが、いつも1週間ほど経つと、新しいものを冷蔵庫にいれ、1週間前のものはずるずるしてきたりして「ごめんなさい」と捨てていました。環境にいいものを、と気を使う生活をしているのに捨てているこの矛盾とジレンマ。

もちろん刻んで冷凍保存ができるのは知っていますが、描るのにも使いたかったのです。

ところがこのビーズワックスラップを使うと生養は3週間後でもすって使えますし、切る際に古い生美にありがちな包丁で切る時の乾燥したぎしぎし感がほとんどないのです。使い方は簡単で野菜をそのまま包むだけ!
今まで鮮度保持のビニール袋での保存などは面倒くさがりやの私には長続きしませんでした。

この商品はそれだけでなく、持ち寄りパーティーにラップをお皿にかけて持って行ったりする時に、さりげなく自分を演出できます。
私の場合、買い物後に野菜を包んで冷蔵庫に入れる作業が楽しくなりました。 何よりものを捨てるという行為が格段に減り、本当に嬉しいです。

この感動を故郷である日本人の皆様に伝えたいという思いから2015年から自分でも制作活動に入りました。

私の住むオーストラリアでは自然環境に流出したプラスチック袋が生態系を脅かしていて、永久に自然に戻らないプラスチック袋が海に運ばれ、海の動物たちが死んでしまう原因にもなっています。

この環境に良いラップを使うことにより、もう少しプラスチックゴミや過剰包装を考えるきっかけになったら、と思います。

Hand to Hand Ayumi