ねば塾について
方針
ねば塾は1978年12月、障がい者福祉施設から二人の方を引き取り、施設指導主任であった笠原愼一氏が障がい者の経済的自立を目指して産声を上げました。それは本当に小さな産声でしたが、その声は多くの仲間たちに支えられ次第に大きくなってまいりました。
私たちは障がいがあってもなくても、持てる力を出し合って知恵を絞り汗を絞り、甘えの無い品質の良い石けん作りに取り組んでまいります。石けん製造販売に限らず障がいがある人たちの雇用の場として長野県立こまば公園の除草清掃業務も請負い、障がい者の経済的自立による完全社会参加を推進いたします。また、障がいのある仲間たちが安心して生活ができる場としてグループホーム「蛍雪庵」「なるせ庵」「たかせ庵」を運営致します。
私たちは、障害があってもなくても福祉的補助金を受けず経済的自立と完全社会参加をこれからも実践してまいります。
塾訓
ちょっと冗談に思われるかもしれませんが、
(1)は、事を急がせたりぜずに、それぞれが個々のペースで余裕が持てるように、
そして、
(2)は、間違っても、失敗しても直ぐに本人を責めない、これらの事が人を萎縮させずに、「自信と誇り」を育てる基本であると思われる。
塾是
あれもしちゃダメ、これもしちゃダメと否定から入らず、 まずその人の力を認めていこう。
ここは愚者の遊ぶところ
賢者も来たりて遊ぶべし
(田村一二著 茗荷村見聞記より)