石鹸屋ねば塾
「障害者が作った物だから」と甘えを持たずに、市場に通用する商品を目指して製造を続けてきました。常にお客様の声に耳を傾け、品質の向上、新製品の開発、独自製品の研究等、そして、ここで生み出される商品、開発される商品すべてに共通なテーマは、「安心・安全」です。人体に安全で自然環境にやさしい石鹸にこだわり続けています。
石鹸へのこだわり
こだわりの「しらかばせっけん」は、自然の恩恵により採取された植物油を使用目的に応じ配合し、水酸化ナトリウムで加水分解して作られた手作りの石鹸です。汚れを落とす目的以外の成分、添加物、化学薬品等は一切加えておりませんので安心してお使いいただけます。「美しい自然と大切な命を守る。」 私たちの作る石鹸にはそんなこだわりが込められているのです。
ねば塾は石鹸職人集団
「石鹸作りは職人仕事」、昔の石鹸屋の言葉です。原料ひとつとらえても、同じ仕入先の「パーム油」も、採取場所、採取時期、絞り方、保存期間などによりかなりの「差」があります。その状態を見ぬき、最終的に均一な製品に仕上げるために、「経験と勘」が必要となります。 ねば塾で使用している「製粉機」は何と、昭和20年代のものです。三十数年前、廃業した「石鹸屋」さんから頂いた物を使い続けていますが、見事にシンプルな機械で、故障も自分等で簡単に修理できる構造です。機械がシンプルな分、操作する人が上手く操る必要がありますが、ねば塾には「粉引き職人」がおります。知的ハンデイを持つ者ですが、三十数年この機械を担当し、今では、「機械の音、振動」で状態を把握し、古い機械の機嫌を損なう事なく使いこなします。 ハンデイがあっても「自信と誇りを持った製品」を作り出す、本物の職人集団に全員成長してきております。